韓国のオカリナ事情(6)呼吸量(下)
あくまでも一般的な傾向として、韓国のオカリナの方が息を沢山必要とする製品が多いという話をしましたが、その理由については諸説あります。
1.民族性の違い説
韓国の人達とカラオケボックスに行くと、その声量の豊かさに圧倒されます。声の大小は歌の巧拙には関係なく、大声で上手な人も大声で下手な人もいますが、概して声量は豊かです。韓国の各種ののど自慢大会をみても絶唱タイプの受賞者を多く見かけます。このような人達がオカリナを吹いたら、と想像するだけでも、なんとなく納得してしまいます。
2.愛好者層の違い説
日本では中高年女性のオカリナ愛好者が多いようですが、韓国では10代、20代の若者にオカリナ愛好者が多いです。それぞれの消費者に対して製作者がオカリナを販売し、消費者の呼吸量に合わないものが淘汰されていく過程で、自然と日韓の違いが生じたのではないか、という見方もあります。
3.製作者の違い説
日本ではオカリナ製作の歴史が長く、年配の製作者も多いです。韓国ではオカリナ製作の歴史が短く、若手の製作者が多いです。大抵のオカリナは製作者本人が吹き易いように作りますから、自然と日韓の違いが生じたのではないか、という見方もあります。
いずれにせよ、オカリナには、同じキーでも、息を沢山必要とする製品もあれば、息をあまり必要としない製品もあります。このことはオカリナ初級者には余り知られていませんが、初級者のオカリナ選択においては重要なチェックポイントであるように思います。
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