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2006年7月30日 (日)

韓国のオカリナ製作者(22)SOUL

ソウル(魂) オカリナ
소울 오카리나
http://www.soulocarina.com/

韓国南部の麗水(ヨス)で活動している個人製作者です。詳細情報が掲載されていませんが、2003年には活動を開始しています。同一管でも複数のデザインの製品を発表しているのが特徴的です。

ソプラノC  65000ウォン(約 7800円)
ソプラノG  85000ウォン(約10200円)
ソプラノF  95000ウォン(約11400円)
アルト C 105000ウォン(約12600円)
アルト G 125000ウォン(約15000円)
アルト F ------ウォン(約-----円)モデルチェンジ中
テナー C 205000ウォン(約24600円)
(テナーCはアルトCの1オクターブ下。日本ではバスCと呼ばれることが多い。)

Soul01 ソプラノC「木香」

Soul02 ソプラノC「小鳥」

Soul03 ソプラノC「半月」

Soul04sg ソプラノG「海」

Soul05sg ソプラノG「L」

Soul06ac アルトC「空」

Soul07ac アルトC「雲」

Soul08ac アルトC「風」

Soul09tc テナーC「ランプ」

 

 

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2006年7月29日 (土)

韓国のオカリナ事情(5)呼吸量(上)

日本にも韓国にも多数のオカリナ製作者がいて多様なオカリナを作っているので、「日本のオカリナはああで韓国のオカリナはこうだ」という一般化は困難です。ただ、例外はあるという前提で一般的な傾向を言えば、日本のオカリナより韓国のオカリナの方が、息を沢山必要とする製品が多いです。これを韓国人の視点から言えば、韓国のオカリナより日本のオカリナの方が、息を必要としない製品が多いです。

オカリナは息を弱めると音程が下がりますし、息を強めると音程が上がります。したがって、いま述べた日韓のオカリナの傾向を言い換えると「日本のオカリナはピッチが高め、韓国のオカリナはピッチが低め」ということになります。

日本のティアーモオカリナの一部製品にはソロ用と合奏用があるそうです。私は手にしたことがないので分かりませんが、もし、ソロ用は低めピッチ(強く吹いて大きな音を出す)、合奏用は高めピッチ(弱く吹いて小さな音を出す)という違いなのであれば、韓国のオカリナと日本のオカリナの関係は、ソロ用楽器と合奏用楽器の関係になぞらえるとイメージしやすいかもしれません。

もちろん、息の強弱は相対的なものですので、「韓国のオカリナはソロ向き、日本のオカリナは合奏向き」といった短絡化はできません。あくまでも一般的な傾向として、韓国のオカリナの方が息を沢山必要とする製品が多いという話です。

 

 

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2006年7月28日 (金)

韓国のオカリナ製作者(21)SORINARA

ソリナラ(音の国) オカリナ
소리나라 오카리나
http://www.sorinara.net/

韓国中部の全州(チョンジュ)で活動する個人製作者です。1998年創業。

ソプラノC  -----ウォン(約-----円)
アルト C  -----ウォン(約-----円)

この製作者は製品が出来る都度、個別にホームページに掲載して、売れると削除する方式をとっています。デザインもその都度違います。以下の製品例は一例です。

Sorinara01  ソプラノCの例1

Sorinara02  ソプラノCの例2

Sorinara03  ソプラノCの例3

Sorinara04  アルトCの例

 

 

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韓国のオカリナ製作者(20)SOO

スー オカリナ
수 오카리나
http://www.soo-ocarina.com/

ソウル郊外で活動する個人製作者です。詳細情報が掲載されていませんがホームページ内の掲示板では2001年に活動を開始しています。

ソプラノG 50000ウォン(約6000円)

Soo01  ソプラノG

 

 

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2006年7月27日 (木)

韓国のオカリナ製作者(19)SAMICK

サミック(三益) オカリナ
삼익 오카리나
http://samick.co.kr/

1958年創業の、ピアノをはじめとする総合楽器メーカーです。

ソプラノC  60000ウォン(約 7200円)
ソプラノG  80000ウォン(約 9600円)
ソプラノF  80000ウォン(約 9600円)
アルト C  90000ウォン(約10800円)
アルト F 160000ウォン(約19200円)

Samick01  ソプラノC

Samick02  アルトC

 

 

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韓国のオカリナ製作者(18)NOEL

ノエル オカリナ
노엘 오카리나
http://www.ocarina114.co.kr/

2006年3月時点で確認していたホームページが、2006年7月時点でリンク切れになっています。今後しばらくフォローの上、改訂または削除します。

ソプラノC  69000ウォン(約 8280円)
ソプラノG  79000ウォン(約 9480円)
アルト C  89000ウォン(約10680円)

 

 

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2006年7月26日 (水)

自己紹介(3)韓国でのオカリナとの出逢い

韓国でオカリナの生演奏を初めて聴いた会場で、演奏以外にも驚いたことは、会場に多くの韓国の人達、特に学生を含む若い人が沢山来ていることでした。中にはオカリナや楽譜とおぼしき書類ファイルを持っていたり、高校か大学のサークルと思われる小規模の団体が幾つかあったりして、韓国にはオカリナ愛好者がかなりいるらしいという雰囲気が伝わってきました。

そこでインターネットで検索してみると、韓国には全国規模の同好会があったり、オカリナメーカーが幾つもあったりと、日本に劣らずオカリナ人気が高いことが分かりました。そこで、自分も改めてオカリナをやってみたいという気持ちになり、日韓双方の複数のオカリナ関連サイトのお世話になって基礎知識をつけつつ、引っ越し荷物の奥に眠ったままのオカリナを10年ぶりに引っ張り出すこととなりました。

その後、韓国のオカリナ同好会の定期会合に参加したり、定期演奏会を聴きに行ったりするようになりました。また韓国のオカリナ製品にも関心を持つようになり、有名なメーカーや同好会の参加者の間で定評のあるメーカー(個人製作者を含む)を幾つも訪問したり、時には工房の見学もさせて頂きながら、韓国のオカリナ事情についても理解を深めていきました。

 

 

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2006年7月25日 (火)

韓国のオカリナ製作者(17)NOBLE

ノーブル オカリナ
노블 오카리나
http://www.nobleocarina.net/

韓国中部で活動している兄弟の製作者です。詳細な情報は掲載されていませんが、現在のホームページは2004年に開設されています。

ソプラノC  45000ウォン(約 5400円)
ソプラノG  50000ウォン(約 6000円)
アルト C  60000ウォン(約 7200円)
アルト G  80000ウォン(約 9600円)
テナー F  80000ウォン(約 9600円)
ベース C 120000ウォン(約14400円)
ベース G 180000ウォン(約21600円)
(テナーFはソプラノFの1オクターブ下。韓国ではアルトFと呼ばれることが多い。)
(ベースCはアルトCの1オクターブ下。韓国ではテナーCと呼ばれることが多い。)
(ベースGはアルトGの1オクターブ下。つまりソプラノGの2オクターブ下。)

(首飾り製品)
ミニ  C  15000ウォン(約 1800円)
(ソプラノCの1オクターブ上。円型7穴と同様の運指で演奏可能。)
Noble01  アルトC

Noble02  テナーC

Noble03  首飾り製品

なお、このメーカーは、ボン・ミュージックにアルトC及び「土香(トヒャン)」という名前のトリプル・オカリナをOEM供給しています。

 

 

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2006年7月24日 (月)

韓国のオカリナ製作者(16)NAMUSORI

ナムソリ(木の音) オカリナ
나무소리 오카리나
http://woodenocarina.com/

ソウル郊外で活動する、木製オカリナ及びインディアンフルートの個人製作者です。陶器オカリナ製作から木製オカリナ製作に転向し、2005年に販売を開始しました。

ソプラノC 132000ウォン(約15840円)
     ~187000ウォン(約22440円)
ソプラノG 165000ウォン(約19800円)
     ~198000ウォン(約23760円)
ソプラノF 175000ウォン(約21000円)
     ~208000ウォン(約24960円)
アルト C 198000ウォン(約23760円)
     ~275000ウォン(約33000円)
アルト G 265000ウォン(約31800円)
     ~297000ウォン(約35640円)
テナー C 440000ウォン(約52800円)
(テナーCはアルトCの1オクターブ下。日本ではバスCと呼ばれることが多い。)
(木材の種類により価格が異なります)

Namusori01  黒檀製品の例

Namusori02  花梨製品の例

Namusori03  ローズウッド製品の例

 

 

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韓国のオカリナ事情(4)F管かG管か

オカリナには様々なキー(音の高さ)の製品があります。10本指を閉じたときの基音がドであるC管が一番分かりやすいですが、別のキーの製品を買おうと思ったとき、日本と韓国では大きく事情が異なります。

日本ではC管の次にはF管が普及しています。個人製作者の品揃えを見てもC管の次にF管(基音がファ)が多いですし、アンサンブル用の楽譜にもC管とF管を使用するものが多いです。しかし韓国では、C管の次にはG管(基音がソ)が普及しています。個人製作者の品揃えを見てもC管の次にG管が多いです。

韓国の複数の製作者や愛好者に理由を聞いてみると「韓国にオカリナを広めた宗次郎さんがG管をよく使っているから」「G管が単独で吹いたときに一番音色がきれいだから」などの説が挙がりますが、どれも決定的な根拠はありません。逆に、なぜ日本ではF管が多いのかと尋ねられますが、私は日本のオカリナ事情に詳しくないのでよく分かりません。

日本ではF管を「アンサンブル用」と考える人が多いようですし、韓国ではG管を「ソロ用」と考える人が多いようです。ここで「日本人は和を重んじ、韓国人は個を重んじる」といった安直な比較文化論に流れたくはないのですが、FとGでそもそも音調の違いがあるのか、オカリナ特有の話なのか…。詰めて考えると奥が深いですね。

 

 

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2006年7月23日 (日)

韓国のオカリナ製作者(15)NAMOOGGUN

ナムクン オカリナ
나무꾼 오카리나
http://www.namooggun.com/

ソウル郊外で活動している個人製作者です。製作者情報が掲載されていませんが、現在のホームページは2004年にリニューアルされたものです。

(普及型)
ソプラノG  48000ウォン(約 5760円)
アルト C  58000ウォン(約 6960円)
アルト G  85000ウォン(約10200円)
(高級型)
ソプラノC  75000ウォン(約 9000円)
ソプラノG  75000ウォン(約 9000円)
ソプラノF  75000ウォン(約 9000円)
アルト C 115000ウォン(約13800円)
アルト G 155000ウォン(約18600円)
アルト F 175000ウォン(約21000円)
テナー C 250000ウォン(約30000円)
(テナーCはアルトCの1オクターブ下。日本ではバスCと呼ばれることが多い。)

Namoo01  普及型 ソプラノC

Namoo02  高級型アルトC

Namoo03  高級型ラインアップ

 

 

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韓国のオカリナ製作者(14)MOKARINA

モカリナ(木我理喇)
목카리나
http://mokarina.com/

オカリナ、インディアンフルート、ケーナなど木製楽器を製作販売しています。木製オカリナを「モカリナ(韓国語の当て字:木我理喇)」と呼んでいます。ホームページに製作者情報が掲載されていませんが、2004年には活動しています。

ソプラノC 110000ウォン(約13200円)
ソプラノG 180000ウォン(約21600円)
     ~260000ウォン(約31200円)
      (木材の種類により価格が異なります)
(円型8穴)
ソプラノC  35000ウォン(約 4200円)
      ~45000ウォン(約 5400円)
ソプラノG  48000ウォン(約 5760円)
      ~52000ウォン(約 6240円)
      (木材の種類により価格が異なります)

Mokarina01  ソプラノCの例

Mokarina02  ソプラノGの例

Mokarina03  円型オカリナの例

 

 

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韓国のオカリナ製作者(13)LEE TAE YOUNG

LEE TAE YOUNG OCARINA
イ・テヨン(李泰永)オカリナ
이태영 오카리나
http://www.leetaeyoung.co.kr/

釜山郊外の浦項(ポハン)で活動する個人製作者。(英文表記は LEE TAE YOUNG だが韓国語の発音はイ・テヨン。)1992年の日本留学を契機にオカリナ製作を開始。2005年にエコーオカリナから独立。

ソプラノC  95000ウォン(約11400円)
ソプラノG 105000ウォン(約12600円)
ソプラノF 105000ウォン(約12600円)
アルト C 135000ウォン(約16200円)
アルト G 155000ウォン(約18600円)
アルト F 155000ウォン(約18600円)
テナー C 200000ウォン(約24000円)
(テナーCはアルトCの1オクターブ下。日本ではバスCと呼ばれることが多い。)

この製作者は、製品が出来る都度、個別にホームページに掲載して、売れると削除する方式をとっています。デザインもその都度違います。以下の製品例は一例です。製作予定は掲示板に公示されるので韓国の購入希望者は頻繁にチェックしているようです。

Lee01  製品例

 

 

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2006年7月22日 (土)

韓国のオカリナ製作者(12)HANULSORI

HANULSORI OCARINA
ハヌルソリ(空の音) オカリナ
하늘소리 오카리나
http://hanulsoriocarina.net/
オカリナ及び教則本やハンドベルの販売、オカリナ教室運営などを行う企業。1993年設立。大手書店の中に販売ブースを出しています。

(一般製品)
ソプラノC   59000ウォン(約12600円)
ソプラノG   59000ウォン(約 7080円)
ソプラノF   59000ウォン(約 7080円)
アルト C   69000ウォン(約 8280円)
(一般製品:素焼)
アルト C   58000ウォン(約 6960円)
(上級製品)
ソプラノC  115000ウォン(約13800円)
ソプラノG  115000ウォン(約13800円)
ソプラノF  115000ウォン(約13800円)
アルト C  125000ウォン(約15000円)
(円型9穴)
アルトC(小) 18000ウォン(約 2160円)
アルトC(中) 25000ウォン(約 3000円)

Hanul01  一般製品

Hanul02  一般製品(素焼)

Hanul03  上級製品

Hanul04  円型製品

 

 

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このブログについて(4)オカリナかオカリーナか

日本では「ocarina」を「オカリナ」と表記する人と「オカリーナ」と表記する人がいます。私は以前より「オカリナ」という表記に慣れ親しんできたので「オカリナ」と書いていますが、「オカリーナ」という表記をする方(個人、企業)に対して何か書くときにはその表記を尊重しています。どちらが「正しい」という訳でもないと思いますし、強制的に表記を統一する必要もないと思います。

イタリア語だから「オカリーナ」が正しいという説を聞いたことがあります。しかし、「ocarina」がイタリア語でも、カタカナになった時点でそれはイタリア語由来の日本語です。英語由来の日本語「マクドナルド」だって、韓国語由来の日本語「ビビンパ」だって、別に原音に忠実な訳ではありません。「オカリーナ」の方が「イタリア語の発音に近い」と言われればそうですが、だから「オカリーナ」の方が「正しい」と言われると困ります。

「オカリナ」は子供のおもちゃであり、楽器に値するものが「オカリーナ」だと区別して使い分ける人もいるそうです。そういうアイデア自体は興味深いですし、著書やサイトの中で最初にそのように定義を明記して使う分には分かりやすいですが、世間が皆そのような区別をしていると思われると困りますし、皆そのように区別しろと言われると更に困ります。

言葉は、過去と現在の人々による慣行の蓄積です。そのうち自然とどちらかが主流になるのかもしれませんが、とりあえずは、自分のブログですから自分の慣れ親しんだ表記を使います。ちなみに韓国語は原則として長音と短音の区別をしないので、「オカリナ」だろうと「オカリーナ」だろうと、ハングルで書けば「오카리나」です。だから今の私にはどちらでもいいのかもしれませんね。

 

 

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2006年7月20日 (木)

韓国のオカリナ製作者(11)HAN

HAN OCARINA
ハン オカリナ
한 오카리나
http://www.hanocarina.com/

1980年代末の韓国オカリナ草創期より釜山で活動している個人製作者です。1993年より販売開始。

(一般型)
ソプラノC 105000ウォン(約12600円)
ソプラノG 105000ウォン(約13200円)
ソプラノF 115000ウォン(約13800円)
アルト C 125000ウォン(約15000円)
(高級型)
ソプラノC 135000ウォン(約16200円)
ソプラノG 135000ウォン(約16200円)
アルト C 155000ウォン(約18600円)

Han01  ソプラノC

Han02  ソプラノG

Han03  アルトC

 

 

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韓国のオカリナ製作者(10)GGOMA & BEAK SEUN-SU

GGOMA OCARINA & BAEK SEUN-SU OCARINA
コマ オカリナ & ペク・スンス(白承洙)オカリナ
꼬마 오카리나  & 백승수(白承洙)오카리나
http://www.ggomaocarina.com/

韓国中部で製作・演奏活動を行っている個人製作者です。子供用の円型製品が「コマ オカリナ」、鵞鳥型製品が製作者名を冠した「ペク・スンス オカリナ」です。

(コマ オカリナ)円型6穴
ソプラノC  20000ウォン(約 2400円)
(ペク・スンス オカリナ)
ソプラノC  88000ウォン(約10560円)
ソプラノG 110000ウォン(約13200円)

Baek01  コマ オカリナ

Baek02  ペク・スンス オカリナ(写真はソプラノG)

 

 

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韓国のオカリナ事情(3)円型オカリナ

日本で「オカリナ」といって皆が普通にイメージする楽器は、韓国では鵞鳥型(거위형)とかT字型(T자형)とか呼ばれています。それに対してテントウムシ型(무당벌레형)とか円型(원형)とか呼ばれるオカリナも韓国では比較的よく見かけます。オカリナの教則本についても、わざわざT字型用と円型用を別々に出している出版社もあるくらいです。

円型オカリナは6穴が基本で、半音の運指を考慮した7穴の製品もあります。日本でコカリナという商品名で知られている木製オカリナとほぼ同じ運指です。まれに、T字型のオカリナを円型に変形させたような9~10穴の製品もありますが、こちらは円型オカリナといっても運指はT字型とほぼ同じです。

円型オカリナは幼稚園や小学校、あるいは町の子供向け音楽教室で比較的よく見かけます。子供達には薬指や小指も使うT字型は運指が難しいという事情と、子供達の習う歌は音域の狭い円型オカリナでも吹けるという事情があるようです。円型オカリナの方が安価に入手できるという事情もあるでしょう。

しかし、違う運指をマスターしても将来本格的にT字型オカリナを始める際に大変です。また、最近はプラスチック製T字型オカリナの選択肢が増え、子供用の安くて品質の良い製品が入手できるようになってきました。したがって、将来的には円型オカリナは現在よりマイナーなものになっていくのではないか、という印象を受けるのですが、さて、どうなるでしょうか。

 

 

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2006年7月19日 (水)

韓国のオカリナ製作者(9)GEO

GEO OCARINA
ジオ(地娯) オカリナ
지오 오카리나
http://www.geocarina.com/

釜山で活動している個人製作者です。釉薬モデル、無釉薬モデルとも複数の表面処理の選択肢があり、原則として注文生産です。

ソプラノC 85000ウォン(約10200円)
ソプラノG 85000ウォン(約10200円)
アルト C 91000ウォン(約10920円)

Geo01  製品例1

Geo02  製品例2

Geo03  製品例3

Geo04  製品例4

 

 

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2006年7月17日 (月)

韓国のオカリナ製作者(8)FREE WINDY

FREE WINDY OCARINA
フリーウィンディー オカリナ
프리윈디 오카리나
http://www.freewindy.com/

1980年代末の韓国オカリナ草創期より活動している個人製作者です。1999年よりインターネット上で本格的に販売開始。

ソプラノC 105000ウォン(約12600円)
ソプラノG 110000ウォン(約13200円)
アルト C 320000ウォン(約38400円)

Free01 写真はアルトC

 

 

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韓国のオカリナ製作者(7)ENDIS

ENDIS OCARINA
エンディス オカリナ
엔디스 오카리나
http://www.endis.co.kr/

ソウル市内で活動する個人製作者です。2000年に製作開始。素焼製品と黒陶製品がありますが価格は同じです。

ソプラノG  89000ウォン(約10680円)
アルト C 109000ウォン(約13080円)

Endis01 左からソプラノG、アルトC (上段が黒陶、下段が素焼)

 

 

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このブログについて(3)為替レート

日本円と韓国ウォンの為替レートは変動しています。
この記事の執筆時点で「1円=8.0~8.5ウォン」くらいです。
このブログでは便宜上「1円=8.33ウォン」で計算しています。
「ウォン貨×0.12=円貨」で計算が楽だからです。

今後も為替レートは変動します。
しかし、その都度ブログの記事を書き換えるのは大変です。
かといってウォン貨のみで金額を表示するのも不親切です。

いずれにせよ、この円貨を払えば製品が買える訳ではありません。
実際に購入する際には種々の手数料や送料がかかります。
このブログに表示された金額は、あくまでも参考情報として受け取って下さい。

 

 

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2006年7月16日 (日)

韓国のオカリナ製作者(6)ECHO

ECHO OCARINA
エコー オカリナ
에코 오카리나
http://echoocarina.com/

作曲科卒業で以前は子供用ピアノ教室を開いていた個人製作者。演奏、製作の双方についてホームページ上で積極的に説明しています。

ソプラノC ------ウォン(約-----円)
ソプラノF ------ウォン(約-----円)
ソプラノG ------ウォン(約-----円)
アルト C 135000ウォン(約16200円)
アルト F ------ウォン(約-----円)
アルト G ------ウォン(約-----円)
テナー C ------ウォン(約-----円)
(テナーCはアルトCの1オクターブ下。日本ではバスCと呼ばれることが多い。)

この製作者は、製品が出来る都度、個別にホームページに掲載して、売れると削除する方式をとっています。デザインや価格もその都度違うようです。以下の製品例は一部です。(私はアルトCが販売されている画面を見たことがあるだけです。)製作予定は掲示板に公示されるので韓国の購入希望者は頻繁にチェックしているようです。)

Echo01 製品例1

Echo02 製品例2

Echo04 製品例3

Echo03 製品例4

 

 

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韓国のオカリナ製作者(5)DONATI

DONATI OCARINA
ドナーティ オカリナ
도나티 오카리나
http://www.donatiocarina.net/

2003年より販売開始。ホームページは通販のみで製作者などの情報は掲載されていません。

(一般製品)
ソプラノC  40000ウォン(約4800円)
ソプラノF  45000ウォン(約5400円)
ソプラノG  45000ウォン(約5400円)
アルト C  50000ウォン(約6000円)
(教育用)10穴
アルト C  34000ウォン(約4080円)
(プラスチック製品)
アルト C  16000ウォン(約1920円)
(円型製品)6穴
テントウムシ 14000ウォン(約1680円)

Donati01  一般製品

Donati02  教育用製品

Donati03  プラスチック製品

Donati04  円型製品

 

 

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韓国のオカリナ製作者(4)CONDOR

CONDOR OCARONA
コンドル オカリナ
콘도르 오카리나
http://www.icondor.com/

韓国南部の山間に工房を構えて陶芸を行う個人製作者です。1996年よりオカリナ製作を開始。毎年のように新モデルを発表しています。

(汎用製品)
ソプラノC  32000ウォン(約 3840円)
アルト C  45000ウォン(約 5400円)
(一般製品)汎用製品+吹口金メッキ+表面処理
ソプラノC  58000ウォン(約 6960円)
ソプラノG  68000ウォン(約 8160円)
アルト C  96000ウォン(約11520円)
(特注製品)汎用製品+黒陶仕上げ+彫刻
ソプラノC 120000ウォン(約14400円)
ソプラノG 120000ウォン(約14400円)
アルト C 150000ウォン(約18000円)

Condor01 汎用製品(左からアルトC、ソプラノC)

Condor02 一般製品(左からアルトC、ソプラノG、ソプラノC)

Condor03 特注製品(注文に応じた彫刻を施す)

 

 

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韓国のオカリナ製作者(3)BONG

BONG OCARINA
ボン オカリナ
봉 오카리너
http://www.bongmusic.net/

オカリナ及びティンホイッスルの楽器販売、イタリア製楽器輸入、教則本出版、教室及び教員養成を行っている音楽会社「ボン・ミュージック」です。1999年創業。

(一般製品:ZINのOEM)
ソプラノC  30000ウォン(約 3600円)
アルト C  45000ウォン(約 5400円)
(一般製品:ノーブルのOEM)
アルト C  60000ウォン(約 7200円)

トリプル  180000ウォン(約21600円)
(プラスチック製品:ZINのOEM)
アルト C  20000ウォン(約 2400円)
(円型7穴)
ソプラノC鳥形 7000ウォン(約  840円)
ソプラノC円型 3200ウォン(約  380円)
(トリプルオカリナ「トヒャン(土香)」:ノーブルのOEM)
アルト C 180000ウォン(約21600円)

Bong01ac アルトC (ZINのOEM)

Bong05nac  アルトC (ノーブルのOEM)

Bong02pvc アルトC(プラスチック)

Bong03bird 鳥形

Bong04po 円型

Bong06tri トリプル「トヒャン(土香)」 

 

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韓国のオカリナ事情(2)素焼製品と釉薬製品

韓国では教育現場(小中学校や町の音楽教室)でもオカリナが使われることがありますが、教育現場では「着色できるのでかわいい」「硬くて割れにくい」等の理由で、釉薬をかけて焼成した製品が好まれます。

一方、オカリナ愛好者の間では「音色がよい」「吸水性がよい」「すべりにくい」等の理由で、素焼製品が好まれます。韓国のオカリナ愛好者間で定評のある製品はほとんどが素焼製品です。

製作者の立場から見ても、釉薬製品は高温で焼成することが多いのでピッチの設定や焼成後の調律が難しいそうですし、釉薬処理の工程が加わる割に子供向け製品は他の製品より安価にすることが求められますから、よい楽器を作るためには厳しい条件かもしれません。

そういう理由で「釉薬製品は子供のおもちゃだ」と思っている人もいます。確かに韓国内ではそういう傾向はありますが、全てがそうではありません。立派な釉薬製品もありますし、立派でない素焼製品もあります。

 

 

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2006年7月15日 (土)

韓国のオカリナ製作者(2)AMABILE

AMABILE OCARINA
アマービレ オカリナ
아마빌레 오카리나
http://www.yksmusic.com/

オカリナ及びパンフルートの楽器製作、CD製作、教則本出版、教室、公演企画まで手広く行う音楽会社です。楽器製作は2003年から。

(一般品)
ソプラノC        45000ウォン(約 5400円)
ソプラノG        50000ウォン(約 6000円)
ソプラノF        50000ウォン(約 6000円)
アルト C        65000ウォン(約 7800円)
(上級品)
アルトCスペシャル   150000ウォン(約18000円)
アルトCゴールド    250000ウォン(約30000円)
(プラスチック製品)
アルトCドルチェ     25000ウォン(約 3000円)
アルトCジュニアドルチェ 22000ウォン(約 2640円)
(円型7穴)
ソプラノCテントウムシ  20000ウォン(約 2400円)

Amabile05ac アルトC(一般品)

Amabile04sp アルトC スペシャル(上級品)

Amabile03g アルトC ゴールド(最上級品)

Amabile01jd アルトC ジュニアドルチェ(プラスチック)

Amabile06bug ソプラノC テントウムシ(円型7穴)

 

 

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韓国のオカリナ製作者(1)ACE

現在、私の知っている限り、韓国のオカリナ製作者(企業、個人含む)のホームページが29あります。まずはアルファベット順に概要を紹介し、それが一巡したら、私の印象や会社・工房訪問記などについても深く書いていきたいと思います。それではAから。

ACE OCARINA
エース オカリナ
에이스 오카리나
http://www.aceocarina.co.kr/

ホームページに企業案内がありませんが、ソウル市内にオフィスをもつ個人または少人数の製作者です。ソウル郊外の町でオカリナ教室も開いています。

ソプラノG 30000ウォン(約3600円)
ソプラノF 30000ウォン(約3600円)
アルト C 40000ウォン(約4800円)

Ace01_2 左からアルトC、ソプラノF、ソプラノG

 

 

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2006年7月14日 (金)

このブログについて(2)引用

韓国のオカリナを紹介していく上で写真を掲載することがありますが、全ての製品を所有している訳ではないので、メーカーのサイトから製品写真を引用することがあります。もちろん、メーカーのサイトの説明文を引用することもあります。

韓国でのネット上の引用慣行は日本ほど厳格ではありませんが、このブログでは、日本の著作権法の規定を踏まえつつ、もう少し厳格に引用します。

<日本の著作権法を踏まえて>
 ・ネット上などで対外的に公表されたもののみを引用します。
 ・書こうとする記事内容に照らして必然性のあるものを引用します。
 ・書こうとする記事内容が「主」で引用部分は「従」にとどめます。
 ・引用部分が(特に文章の場合)本文と区別できるように引用します。
 ・引用元(出典)を明示します。

<もう少し厳格に>
 ・引用元の趣旨(広報、販売等)を尊重します。
 ・引用元には引用した旨を可能な限り参考通報します。
 ・引用元より削除や修正の要請があれば迅速に対応します。

 

 

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2006年7月11日 (火)

自己紹介(2)韓国でのきっかけ

オカリナを買ったものの2週間で挫折してから、その後10年以上の月日が流れ、2004年、久々にまた海外生活に出ることとなりました。行き先は韓国。そしてソウル暮らしに慣れてきた頃、2005年7月8日、宗次郎さんの訪韓公演がありました。前年に続き2回目の公演だそうです。

あ、そういえば、昔に日本のテレビで聞いたオカリナ、あれが確か宗次郎さんではなかったか…と思って、何となく聴きに行きました。そもそもオカリナの生演奏を聴くこと自体、これが初めてでした。

そうしたら、目から鱗が落ちること、落ちること。まずはオカリナを吹く人を見ること自体が初めてだったため、姿勢とか持ち方とか、呼吸と息継ぎとか、一つ一つが新鮮に映りました。その上「真っ直ぐ吹くのと下を向いて吹くのでは音色が違うらしい」とか「曲によっては、途中で違うキーの楽器に持ち替えて、音域の狭さを克服する技がある」とか、ただ聴いているだけでは分からない情報がどんどん頭の中に飛び込んできて、かなりの衝撃を受けました。

これは、家に帰ったら、荷物の中からオカリナを発掘して、ちょっと確かめてみなければ…。そう思いながら家路を急いだ夜が、韓国でオカリナにはまるきっかけとなりました。

 

 

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2006年7月 9日 (日)

韓国のオカリナ事情(1)

 韓国でオカリナの人気が高まったのは、NHK「大黄河」が韓国内で放映されたことがきっかけです。宗次郎さんの挿入曲が人気を集め、楽器店でも日本製のオカリナが販売されるようになりました。

 しかし、買ってきたオカリナを吹いても、宗次郎さんのような音が出なかった、という思い出話を複数の方から聞きました。ここまでは、私も似たような経験を持っているだけに、親近感を覚えます。

 ただし、ここからが陶磁器の国のパワーなのか、もっと良い楽器を作れるのではないかと、何人もの愛好家が自分で製作を始めました。韓国には陶磁器製作の先生や道具は豊富ですが、オカリナについては皆ほとんど独学です。日本製のオカリナを手本に改良を試みたり、仲間同士で情報交換をしながら、何人ものオカリナ製作者が生まれました。

 2006年現在、韓国ではホームページ上でオカリナを販売しているメーカー(個人製作者を含む)が29社あります。ホームページを作っていない個人製作者を含めると40~50社があると言われています。そして、それを支える需要がある(愛好者が多い)ということです。

 これから、韓国のオカリナ製作者についても順次紹介していきたいと思います。
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自己紹介(1)オカリナとの出会い

 私は1993年に外国暮らしをすることになりましたが、その際、何となく「外国生活をするなら楽器の一つくらい嗜みがないと」と思い立ちました。しかし、楽器といえば小中学校でリコーダーを吹いた経験くらいしかありません。

 考えた末、最近テレビでも時々耳にするオカリナだったら、リコーダーに似ているし、自分にも吹けるのではないかと思い、それ以上は何の知識もないままに楽器店に行きました。そして、店員に相談し、店員の勧めるままにオカリナと入門書を買って来ました。

 外国生活が始まり、忙しさも一段落ついたころに、引っ越し荷物の中からオカリナをとりだして吹いてみましたが、しかし、いくら吹いてみてもテレビで聞いたようなきれいな音は出ません。入門書の内容も、小中学校の音楽の教科書には出てこなかった用語が多く、よく分からないことばかりです。当時はインターネットもなく、周囲に教えてくれる人もなく、結局2週間ほどで挫折してしまいました。

 その後、オカリナは段ボール箱の中で10年近くの長い眠りにつくこととなりました。
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このブログについて(1)

 このブログは、韓国に駐在しているオカリナ好きの日本人である私(Chu)が、韓国のオカリナについて、自分の備忘録を兼ねて書き連ねるものです。

 読者としては、日本に住んでいて韓国のオカリナに関心をもっている日本人を想定していますが、もちろん、誰がアクセスするかは皆さん次第です。

 私のオカリナ歴については自己紹介に関する記事を参照して下さい。私の記述は私のオカリナ歴の範囲内のものでしかない点は予めご了解下さい。

 このブログでは、私の他の趣味や仕事や家族の話は出てきません。あくまでも「韓国に駐在しているオカリナ好きの日本人」というキャラクターで参りたいと思います。

 

 

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